通信教育が続かない子の5大原因と対策|挫折させない親のサポート術

通信教育が続かない子には共通する5つの原因があります。挫折のサインの見つけ方から、親がすべきサポート術、教材の見直し方まで具体的に解説します。

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「通信教育を始めたのに、もう手をつけなくなった…」「毎月届く教材が溜まっていくのを見るのがつらい」——こんな経験をしている保護者の方は少なくありません。

結論から言うと、通信教育が続かないのは「子どもの意志が弱いから」ではなく、「教材と子どもの相性」や「環境づくり」に原因があることがほとんどです。

この記事では、通信教育が続かない子に共通する5つの原因と、それぞれの具体的な対策を解説します。


通信教育が続かない5つの原因

原因1:教材の難易度が合っていない

最も多い原因が難易度のミスマッチです。簡単すぎると退屈に感じ、難しすぎると挫折します。

チェック方法

教材の正答率が80%を下回っていたら「難しすぎる」、90%以上で楽々解けていたら「簡単すぎる」のサインです。

対策:

  • 簡単すぎる場合:Z会やスマイルゼミの発展コースに切り替える
  • 難しすぎる場合:スタディサプリでさかのぼり学習、または教材を基礎コースに変更
  • そもそも教材を変える勇気も大切(合わないものを続けるほうが時間の無駄)

原因2:学習する時間が決まっていない

「空いた時間にやろう」では、いつまでも空いた時間は来ません。学習時間が固定されていないと、テレビやゲームに負けてしまいます。

対策:

  • 「学校から帰ったらおやつ → 通信教育 → 自由時間」のように、毎日のルーティンに組み込む
  • 曜日ごとに教科を決めておくと迷わない
  • タイマーを使って「15分だけ」と区切ると取りかかりやすい

原因3:親の関与が足りない(または多すぎる)

低学年のうちは、完全に子ども任せにすると続きません。逆に、横で細かく口出しすると「やらされ感」が強まって嫌になります。

対策:

  • 低学年(1〜2年): 横に座って一緒に取り組む。「すごいね!」の声かけを重視
  • 中学年(3〜4年): 始める声かけだけして、あとは見守る。終わったら結果を一緒に確認
  • 高学年(5〜6年): 自分でスケジュールを決めさせ、週末に振り返りだけ行う

原因4:ご褒美・達成感の設計が不足

大人でも「やって当たり前」の仕事はモチベーションが上がりません。子どもならなおさらです。

対策:

  • 進研ゼミの「努力賞ポイント」やスマイルゼミの「スターアプリ」を上手に活用
  • 自作のシール台紙で「10個溜まったらご褒美」を設定
  • テスト結果ではなく「続けた日数」を褒める(プロセス重視)

原因5:教材のスタイルが子どもに合っていない

紙教材が合う子もいれば、タブレットが合う子もいます。映像授業で理解が進む子もいれば、手を動かさないと頭に入らない子もいます。

対策:

子どものタイプおすすめ教材
映像で理解するタイプスタディサプリ、東進オンライン
書いて覚えるタイプスマイルゼミ、Z会
キャラクターがいると頑張れるタイプこどもちゃれんじ、進研ゼミ
自分のペースで進めたいタイプスタディサプリ、Z会
人からのフィードバックで伸びるタイプ進研ゼミ(赤ペン先生)、Z会(添削)

挫折のサイン3つ——こうなったら要注意

以下のサインが出たら、教材の見直しを検討しましょう。

  1. 教材が2ヵ月分以上溜まっている → 消化できない量・難易度になっている
  2. 「やりなさい」と言わないと始めない日が1週間以上続く → モチベーション低下
  3. 正答率が急に下がった、または適当に選んでいる → 内容についていけていない
重要

「もったいないから続ける」は最悪の判断です。合わない教材を無理に続けると「勉強=つまらないもの」という意識が定着し、中学以降の学習意欲にまで悪影響を及ぼします。


教材を変える判断基準

「続かないから教材を変えよう」と思ったとき、以下のチェックリストで判断してください。

変えたほうがいいケース

  • 3ヵ月以上ほとんど手をつけていない
  • 子どもが「つまらない」「嫌い」と明確に言っている
  • 難易度が明らかに合っていない(簡単すぎor難しすぎ)
  • 学習スタイル(紙/タブレット/映像)が子どもに合っていない

もう少し様子を見たほうがいいケース

  • 始めて1ヵ月未満(慣れの問題の可能性)
  • 学校行事や体調不良で一時的にできなかっただけ
  • 親の声かけを変えれば改善しそう

よくある質問(FAQ)

Q. 通信教育が続かない子は塾に行ったほうがいい?
「強制力が必要なタイプ」なら塾のほうが向いている可能性があります。ただし、塾も「行くだけで勉強しない」ケースはあるため、まずは通信教育の教材変更を試してからでも遅くありません。
Q. 複数の通信教育を掛け持ちするのはアリ?
1つの教材すら続かない状態で掛け持ちするのは逆効果です。まずは1つに絞って「毎日15分」を習慣化することが最優先です。
Q. 「ご褒美で釣る」のは教育上よくない?
適度なご褒美は学習習慣の定着に有効です。ただし、ご褒美を「結果(テストの点数)」ではなく「プロセス(続けた日数・取り組んだ量)」に対して設定するのがポイントです。
Q. タブレット学習と紙教材、続きやすいのはどっち?
一般的に「取りかかりの手軽さ」ではタブレットが有利です。電源を入れるだけで始められるため、紙教材を出す面倒さがありません。ただし、子どもの好みが最も重要です。
Q. 低学年のうちは通信教育なしでも大丈夫?
学力面だけなら低学年では学校の授業で十分な場合も多いです。ただし、「毎日少しずつ学ぶ習慣」は低学年のうちにつけたほうが、中学年以降の伸びが全く違います。

まとめ:続かないのは子どものせいではない

通信教育が続かないのは、お子さんの意志が弱いからではありません。教材との相性・学習環境・親の関わり方——この3つを見直すだけで、状況は大きく変わります。

もし今の教材で3ヵ月以上うまくいっていないなら、思い切って教材を変えてみましょう。「もったいない」より「子どもに合うものを見つける」ほうがずっと大切です。

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通信教育ナビ編集部
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